汚水処理・排水処理能力をアップさせ、余剰汚泥を削減。微生物を活性化する浄化促進剤「ミネロン」の導入事例

導入事例一覧

導入事例一覧

石泉は長年にわたり、自然浄化促進剤ミネロン導入と、活性汚泥健全化のコンサルティングを行っております。
ミネロン導入の中で、活性汚泥における微生物の顕微鏡観察に基づいて得てきた多くの維持管理の経験と情報を活かし、
現状でお困りの多くのお客様に活性汚泥の健全化を図るため、日夜改善を行っております。
ここでは、その事例のご紹介をさせていただきます。

排水管理コンサル事例

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2013.05.31

F工場 K社

ミネロン導入事例

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2012年10月1日

G市 S地区処理場

滴下開始後一カ月ほど経過した処で、汚泥サンプリングを行い、顕微鏡観察を行いました処、内部には凝集性の良好なフロックが幾つか確認され始め、沈降性の改善はまだ見られないものの、徐々にミネロンによる金属イオンの効果で、汚泥生物群の活性化が進んでいる事が解りました

その後、二カ月目には、その汚泥フロック群も更に数が増えるのと同時に、大型化の傾向が高まり、概観上でもフロックが良好な事が確認されました。また、放線菌・糸状性細菌等の沈降性障害細菌群も、良好な凝集性を有するフロックから剥離あるいは内包され、優占率を下げ始めました

二ヶ月後の後半より、SV30の測定値や沈降性及び汚泥界面に変化が表れ、SV30は96→84と大幅に改善、汚泥界面も1.5mを維持するようになりました。

その結果、沈殿槽から汚泥濃縮槽への汚泥移送時間を減ずる事が可能となり、貯留槽からの系外への搬出としての余剰汚泥量も半減する事になりました。

現在では昨年度までの汚泥引抜き計画の50%の搬出量で維持管理が可能となっています。

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2012.03.15

食品系工場 M社様

滴下開始後一カ月ほどして、汚泥サンプリングを行い、顕微鏡観察をいたしますと、明らかに凝集性の良好な傾向がみられ、汚泥グラニュール発生初期型のものが確認できました。

その後、二か月三か月と経過するうち、これらグラニュール汚泥中に占める割合が増加するのと同時に高負荷時に有っても良好な沈降状態を維持し、汚泥界面は安定、曝気槽のMLSS濃度も急激な上昇が起こらなくなりました。

これに伴い、脱水機運転時間も、高負荷時でも通常の運転時間内で収まるようになり、低負荷時には毎日の脱水から隔日で済むようになり、汚泥搬出量も半減以下に落ち着きました。